異界を渡る物語



ご案内と断り書き … 一度読んで頂くことをお勧めしております(各作品共通)
あらすじ・登場人物紹介 … 読む前に傾向を知りたい方のために
「異界を渡る物語」本編目次 … 第一章 連載中
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ご案内


 いわゆる長編ファンタジー小説に当たると思います。 少なくとも第五章くらいまでは続く予定の、長いおはなし。気長にお付き合いください。
 書き手は、ふう。色々書いたり歌をうたったり。
 リンクは貼るも剥がすもお任せします。この作品だけを目当てに来て頂いているなら、 このページ「異界を渡る物語」でも構いませんが、 「世界と異世界」http://www.sis.saloon.jp/ が正面玄関です。 他の連載作品もありますし、短編、詩も扱っています。




最初にお読み頂きたいこと


 作中に登場する単語の中に、辞書に載っていない(と思われる)単語や、 辞書的な意味と異なる意味合いで用いられている(かもしれない)単語が、しばしばあります。 それらは雰囲気を出すために創作した言葉です。 また、他に適切な言葉があるのに、わたしがそれを知らないために 無理やり言葉を作っている場合もあるかと思いますし、 無理やり作ったと思っている単語が、実はそれとは違う意味を持った 列記とした既存の日本語だったような場合もあるかも知れません。
 なにぶん趣味でのことですから、校正をしてくれる専門家もいませんし、 わたし自身、アマチュアなんだから楽しんで書けばそれでいいという気持ちでいます。 ただ、もしかして、そういう無責任な文章を読んで、 こういう言葉もあるんだと思ってしまう方がいらしたら申し訳ないなあと思い、 念の為お断りしておくことにしました。
 不親切で申し訳ありませんが、この点に関して本文に注釈はありません。 なんだこの聞いたことない言葉は!と思ったら、あんまり信用しないでください。 もし「この人、この言葉の意味を勘違いしてるなあ」とか、 「この言葉の、この使い方はおかしい、不適切だ」というような部分を見つけたら、 教えていただけると助かります。 他にも、誤字脱字、文脈のねじれなど(掲載前に自分なりに確認してはいますが)、 気になる点があれば、ご指摘ください。 その際はお手数ですが、 「世界と異世界」top → mail からお願いします。




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異界を渡る物語 目次


序 … 00

第一章 神の娘と人の子の恋 … 
01  02  03  04  05  06  07  08  09  10
11  12  13  14  15  16  17  18  19  20
21  22  23  24  25  26  27 *  28 *  あとがき *


第二章 … * * *
第三章 … * * *




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あらすじ


 始まりの神の掌から生まれ、美しい乙女へと成長した神の娘ニーロニィ。
 ある日、地上を視察に訪れた神の娘は、ひとりの男に出逢います。
 目の前で傷つき倒れ伏した男に、従者の制止を振り切って癒しを与えた乙女ですが、 その日以来、従者たちを巻き込んで少しずつ歯車が狂い始めます。───第一章




主な登場人物


神の娘ニーロニィ …

 世界を創った始まりの神が、気紛れに掌から産んだ娘。
 神々のいとし子として、愛と親しみを受け、麗しい乙女へと育つ。
 柔らかな髪の輝きをキーニア、紫水晶の瞳の輝きはメイリス、 麗しい声はウィシュ、軽やかな足音はエルタリクなど、 その美しさに幾つもの名を贈られ、様々に呼ばれる。
 ルーウルアウドと禁忌の恋に落ちる。
 


人の子ルーウルアウド …

 年の頃20代半ばを過ぎた頃か。流浪の一族。ニーロニィに命を救われ、恋に落ちる。
 日に焼けた肌、癖のある波打った長い黒髪に、褐色の瞳。野性の獣を思わせる精悍な男。
 多くの謎を抱えたまま、神の娘と逢瀬を重ねる。



白狼ラハトハス …

 本来の姿は大きな白い狼だが、人の姿を持つ。
 限りなく白に近い銀の髪を後ろにひっつめ、瞳は翠玉。
 堅物、生真面目、石頭などと称されることもしばしばで、 年若い従者たちから尊敬と畏怖の目をもって見られる、神の娘の従者筆頭。
 逞しい肉体と秀でた武術の腕を持ち、始まりの神の信頼も篤く、神の娘の目付け役を自負している。



背高のっぽのエルシル …

 神の娘の住まい「白の館」の司書長。
 もとは人界に生まれた人の子だが、神の娘により従者として神界へ迎え入れられた。
 肩より上できれいに切りそろえた銀色の髪に、橄欖石の瞳。
 長身痩躯、物腰穏やかで、神の娘とは主従関係ながら兄と妹にも似た情で結ばれている。
 豊富な知識を持ち、何者に対しても礼節を重んじ慇懃に接する。



お祭りプレアスタン …

 神の娘の信頼を得た従者のひとり。
 主である神の娘に親しげな態度で接するため、白狼ラハトハスには良く思われていない。
 その名の通り賑やかで、お調子者らしく振舞っているが、思慮深い一面も持ち合わせる。
 金茶の髪を高く結い上げ、瞳は琥珀。
 何かを隠しているようだが……。



黄金竜ファルニエル …

 本来の姿は金色に輝く竜だが、まだ幼く、人の姿を取っても10代半ばに満たない程度の容姿。
 金色の髪に菫青石の瞳。
 聡く、機転が利き、心の機微を読むことにも長けているが、 引っ込み思案で自信が持てず、いつも劣等感を抱えている。
 明るく積極的な友人の陰に隠れがちだったが、些細なことから物語の核心に巻き込まれていく。




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